扉は閉ざされたまま/石持 浅海
24時間テレビがしてますねぇ
お盆が終わり、24時間テレビがしてるのをみると、
もう夏が終わるなぁ・・・
なんて、シミジミ思うのは私だけでしょうかねぇ
てか、歳をとっただけでしょうか・・・
さて、昨日に引き続きご紹介
78.扉は閉ざされたまま/ 『月の扉』を読破後に、
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
ストーリー紹介 (BOOK紹介より)
久しぶりに開かれる大学の同窓会。
成城の高級ペンションに七人の旧友が集まった。
(あそこなら完璧な密室をつくることができる―)
当日、
伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、
外部からは入室できないよう現場を閉ざした。
何かの事故か?
部屋の外で安否を気遣う友人たち。
自殺説さえ浮上し、犯行は計画通り成功したかにみえた。
しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く。
緻密な偽装工作の齟齬をひとつひとつ解いていく優佳。
開かない扉を前に、ふたりの息詰まる頭脳戦が始まった…。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
いわゆる、倒叙ミステリというヤツです。
読者には冒頭で、
犯人と犯行方法もわかった上で話が進むという、
ドラマ『古畑任三郎』スタイルですねぇ
まぁ、そうゆうミステリを
『倒叙ミステリ』という事は、
この作品を読んで始めて知りましたが
また、タイトルからわかるように、
密室ものですね
ストーリー紹介でもわかりますが、
完全犯罪が達成できたかという所に、
一人の女性が立ちはだかるという展開
ささいな疑問より、
どんどんと真相へと詰め寄るのですが、
それは全て密室殺人が起きた部屋の外で展開が進みます。
つまり、犯行現場自体は最後まで密室のまま、
まさに、扉は閉ざされたまま、
外からの情報のみで推理を進めるという
なかなか秀逸な作品
ただ、なんとなく、
犯人側の防戦一方という・・・
なんの逆転(駆け引き)もなしに、
じわりじわりと追い詰められるだけの犯人側の展開には、
何か無いのかなぁ・・・
と、ちょっと物足りなさも感じてましたが・・・
しかし、終盤。
犯人側の動機がわかって来たとき、
自分の犯行が暴かれること以上に、
密室という状況にこだわりを置いていた真相が解ったときには、
なるほどねぇーと
また、犯人と探偵との関係から、
最後、そんな解決をみるんだと・・・
どんでん返しという訳ではないのですが、
面白い終わりだなぁと
この作品は、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みかんの
73.心臓と左手
63.月の扉
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後まで読んでくださりありがとうございます。
よろしければ、ポチッと応援ヨロシクお願い致します

お盆が終わり、24時間テレビがしてるのをみると、
もう夏が終わるなぁ・・・
なんて、シミジミ思うのは私だけでしょうかねぇ

てか、歳をとっただけでしょうか・・・

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![]() | 扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫) (2008/02/08) 石持 浅海 商品詳細を見る |
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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)
久しぶりに開かれる大学の同窓会。
成城の高級ペンションに七人の旧友が集まった。
(あそこなら完璧な密室をつくることができる―)
当日、
伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、
外部からは入室できないよう現場を閉ざした。
何かの事故か?
部屋の外で安否を気遣う友人たち。
自殺説さえ浮上し、犯行は計画通り成功したかにみえた。
しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く。
緻密な偽装工作の齟齬をひとつひとつ解いていく優佳。
開かない扉を前に、ふたりの息詰まる頭脳戦が始まった…。
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いわゆる、倒叙ミステリというヤツです。
読者には冒頭で、
犯人と犯行方法もわかった上で話が進むという、
ドラマ『古畑任三郎』スタイルですねぇ

まぁ、そうゆうミステリを
『倒叙ミステリ』という事は、
この作品を読んで始めて知りましたが

また、タイトルからわかるように、
密室ものですね

ストーリー紹介でもわかりますが、
完全犯罪が達成できたかという所に、
一人の女性が立ちはだかるという展開

ささいな疑問より、
どんどんと真相へと詰め寄るのですが、
それは全て密室殺人が起きた部屋の外で展開が進みます。
つまり、犯行現場自体は最後まで密室のまま、
まさに、扉は閉ざされたまま、
外からの情報のみで推理を進めるという

なかなか秀逸な作品

ただ、なんとなく、
犯人側の防戦一方という・・・
なんの逆転(駆け引き)もなしに、
じわりじわりと追い詰められるだけの犯人側の展開には、
何か無いのかなぁ・・・
と、ちょっと物足りなさも感じてましたが・・・

しかし、終盤。
犯人側の動機がわかって来たとき、
自分の犯行が暴かれること以上に、
密室という状況にこだわりを置いていた真相が解ったときには、
なるほどねぇーと

また、犯人と探偵との関係から、
最後、そんな解決をみるんだと・・・

どんでん返しという訳ではないのですが、
面白い終わりだなぁと

この作品は、
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みかんの
73.心臓と左手
63.月の扉
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
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| 石持 浅海 | 22:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑