くるくるみかん日記

二人息子の育児に家族旅行に、ミステリー小説の読書感想に映画感想、たまにB'z情報・・・、まとまりの無いブログですが、どうぞごゆっくりしていって下さい

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【小説】沈底魚/曽根 圭介

沈底魚 (講談社文庫)沈底魚 (講談社文庫)
(2010/08/12)
曽根 圭介

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169.沈底魚/曽根 圭介


前回の『熱帯夜』の読書日記に引き続き、
今回も、曽根圭介さんの作品

私が、これまで読んできた作品は、
基本ホラーよりな作品ばかりでしたが、
今回は、公安警察の活躍を描いた、警察ミステリー
しかも、
第53回江戸川乱歩賞受賞作というね

全く違うジャンルの作風でも、賞を受賞できるとは、
かなりな多彩ぶりですねぇ

はてさて、どういった作品なのか、
楽しみに手にとった次第で


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、
極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

指揮官として警察庁から女性キャリア理事官が送り込まれるが、
百戦錬磨の捜査員たちは独自に捜査を進める。

その線上に浮かんだのは、
次期総理の呼び声高い芥川健太郎だった。

第53回江戸川乱歩賞受賞作。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


うーーん。
なんだか頭に入ってこない作品でしたねぇ
その上で、後半は怒涛のどんでん返しが起こるので、
完全においてけぼりでしたねぇ

マクベスやら、シベリウスやら、ヨコタ・ペーパーといった、
作品内で出てくる、
独特の単語の意味、
重要性もなんだかイマイチつかめず・・・
登場人物のキャラクターもなんだか・・・
何より主人公に読んでる自分が、嵌れないのですよねぇ・・・

一匹狼のハードボイルドっぽいキャラなのですが、
『っぽい』止まりで、
なんだか主人公の主観で、
物語が引っ掻き回り回され終結していくという感じ

まぁ、上司・同僚・相棒と、
それぞれに裏があり、
誰が味方なのか敵なのか、
何が真実で、何か嘘なのか、
ホント最後まで、
2転3転する展開は読む人を楽しませてくれますが・・・
私的には、
その2転3転するたびに、
役割がガラッと変わる登場人物達についていけてなかったですねぇ

いろいろネタバレした上で、
もう一度読めば、楽しめるかも?
ってのが、正直な感想ですかね





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168.熱帯夜 
68. 

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| 曽根 圭介 | 22:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】熱帯夜/曽根 圭介

熱帯夜 (角川ホラー文庫)熱帯夜 (角川ホラー文庫)
(2010/10/23)
曽根 圭介

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168.熱帯夜/曽根 圭介


私としては、
』に続く、曽根 圭介さん作品2作目で
『第62回日本推理作家協会賞短編賞を受賞した作品

まぁ、今回は受賞作だからという訳ではなく、
『ホラーとミステリーが見事に融合された秀逸な作品
なんていう紹介を目にして、
以前読んだ、『』も好きな作風でしたので、
手に取った次第ですねぇ


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

猛署日が続く8月の夜、
ボクたちは凶悪なヤクザ2人に監禁されている。

友人の藤堂は、
妻の美鈴とボクを人質にして金策に走った。

2時間後のタイムリミットまでに藤堂は戻ってくるのか?
ボクは愛する美鈴を守れるのか!?

スリリングな展開、
そして全読者の予想を覆す衝撃のラスト。

新鋭の才気がほとばしる、
ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。

日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作を含む3篇を収録。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


『熱帯夜』『あげくの果て』『最後の言い訳』
の、3作の短編集なのですが、
いづれも、一風変わった世界観があり、
面白かったですね

『熱帯夜』
表題作で、日本推理作家協会賞短編部門を受賞した作品
これは、流石の受賞作って感じですねぇ
短いストーリーですが、
緊迫する展開と、つながりの見えない二つの物語、
最後にはどんでん返しもあり楽しめましたしね
ちょっと、懲りすぎで詰め込みすぎ感はあり、
長編として書いても面白かったのじゃないかなぁ・・・
なんて、もったいない感もありで

『あげくの果て』
高齢化社会が極端に進んでいった世界の物語
高齢者を完全に邪魔者扱いし、
死地に追い込もうとする、なんとも暗い物語
そんな世界に真正面から向き合う高齢者と、
夢を追いかける少年からの視点で物語は進み、
それぞれの物語が一つに繋がる時・・・
『あげくの果て』には
まぁ、ブラックな話ですね

『最後の言い訳』
個人的には、3作品の中で一番面白かったです
この作品は、
蘇生者つまりゾンビが街に溶け込み暮らしているという世界の物語
ゾンビ物の作品としては、今まで見たことのない世界観でしたね
てのも、街がゾンビだらけになってパニックに陥るとか、
逃げ回るとか、戦うとか、感染をどう防ぐか、
ってのは、この作品の流れには全くないのですね
(ま、多少のグロ描写はありますが・・)
むしろ、社会派な物語だったり
『ゾンビ』という症状に対する、政治・事件・事故を通して、
変わっていく世の中に翻弄される少年が大人になるまでの物語
言い訳ばかりする世の中に、
大人になった主人公も、『最後の言い訳』をするのですが・・・


ま、基本ホラー作品3作なので、
後味に毒味が混じってますが、
いづれも嫌いな味ではなかったですね
面白かったです




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68. 

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| 曽根 圭介 | 23:11 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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鼻/曽根 圭介

昨日に引き続き、
今日もお庭プールしました
二日連続です
なので、家にいながら私と長男君は、
ややコゲ(日焼け)状態に・・・


さて、プールで楽しんでいる長男君の横での一冊
鼻 (角川ホラー文庫)鼻 (角川ホラー文庫)
(2007/11)
曽根 圭介

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68.鼻/曽根 圭介


暑さも吹き飛ぶ、ホラーを・・・
てことで、選んだ一冊
事前に調べてたら、
このタイトルをよく目にしましたし、評判もなかなか
第14回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞されてますしね

さて、どんな作品なのだろうと、
期待に胸膨らまして読んだ次第


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

人間たちは、テングとブタに二分されている。

鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。

外科医の「私」は、テングたちを救うべく、
違法とされるブタへの転換手術を決意する。

一方、自己臭症に悩む刑事の「俺」は、
二人の少女の行方不明事件を捜査している。

そのさなか、因縁の男と再会することになるが…。

日本ホラー小説大賞短編賞受賞作「鼻」他二編を収録。
大型新人の才気が迸る傑作短編集。

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『暴落』『受難』『鼻』
の短編集なのですが、
それぞれが全く異なるテイストのホラーとなっており、
3つとも、さすが評判がいいだけあるなぁという出来

いづれの作品も、ホラー小説ということで、
設定が特殊

『暴落』は、株の話
が、上場しているのは人間
人が株式市場で価値を決められるという話
私なんかは、株の話か・・・
と、株のことは全く知識ないので小難しい話になるのかな?
なんて思ってましたが、
なんて事はない、タイトル通り、
暴落してしまい価値の無くなった株(人)の末路は・・・・

ヒヤリとさせられるラストですが、
ちょっと、予想できたかな・・・という感じ


『受難』は、不条理スリラー
いわゆる、目覚めたらなんじゃココパターン
(要は映画『SAW』状態)
私はホラーとしては好きなジャンルの話
が、不条理な状態・展開ですが、
登場する人物達も不条理

助けを必死に求める主人公の目の前に、
3人もの人間が現れますが・・・・

紛れも無くホラーなのですが、コメディ感が味わえる感じ


『鼻』は、流石受賞作なのかな?
ホラーってよりミステリーですかね
二人の男の視点で、話が交互に入れ替わり話が進みます
彼ら二人の正体がミソでしょうね(BOOK紹介にあるとおりですが

が、ふがいない私は最後まで読んでも・・・・んんん???
えっと・・・『テング』と『ブタ』は、結局・・・・・んんんんん????
とまぁ、オチが理解できないという
(よく、それでミステリの感想なんて書いてるな、と言われそう

が、が、この『鼻』。
作品の最後にある解説に、ホントにネタバレ解説が載ってるですねぇ
そこを読み、あーなるほど

その解説によると、
二人の視点の書き方にも、ミスリードがあるようなのですが、
ぶっちゃけ、そんな常識しらないし・・・
単純に読みにくい文章だなぁ。なんて思ってたぐらいだったのですが、
まだまだ、ヒヨッコのミステリ読者だな
と、作品と全く関係ない感想を抱いた次第


まぁ、1冊で三度おいしい作品
ホラー小説といっても、しどろグログロしいなんて事はないですし
想像すると、ゾクリ系ですね
楽しめる作品でした






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| 曽根 圭介 | 22:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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