くるくるみかん日記

二人息子の育児に家族旅行に、ミステリー小説の読書感想に映画感想、たまにB'z情報・・・、まとまりの無いブログですが、どうぞごゆっくりしていって下さい

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【小説】彼女が死んだ夜/西澤 保彦

彼女が死んだ夜 (幻冬舎文庫)
288.彼女が死んだ夜/西澤 保彦


前回の読書感想に引き続きまして、
西澤 保彦さんの『タックシリーズ』

前回、手に取った『仔羊たちの聖夜』は、
既にシリーズ3作品目だったという、
シリーズ物は1から読みたい派の私としては、
致命的なミスをしでかしたのですが、
その反省を踏まえて、
改めて、シリーズ1作目となる今作、
『彼女が死んだ夜』を手に取った次第です



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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

門限はなんと六時!
超厳格教育で育てられた
箱入り娘のハコちゃんこと浜口美緒。

両親を説得し、やっとのことでアメリカ旅行の許可を得た。

両親の目を盗んで大学の仲間が壮行会を開いてくれた出発前夜、
家に帰ると部屋に見知らぬ女性の死体が!

男性陣が駆けつけると、
こんなトラブルに巻き込まれて旅行が中止になってしまっては、
と興奮したハコちゃんは、
喉にナイフを当てこういった。

「この死体を捨ててきてくれなければ、わたしは死ぬゥ!」。

とんだ難題の処理が大事件に発展し…。

タック、タカチ、ボアン、ウサコ、キャンパス四人組が挑む第一の事件。

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前回読みました、
仔羊たちの聖夜』についても、
あらすじ段階で、
無茶苦茶な設定のミステリーだなぁ
面白そう
で、手に取ったのですが、
今作も、滅茶苦茶な設定ですよね
それが、本格ミステリーに仕上がってるってんで、
そりゃ、人気シリーズになるってもんですねぇ

で、今回の物語は、
超・箱入り娘の超・我侭ドタバタトンデモ殺人劇
てな感じでー

とりあえず、最初から、
見知らぬ女性で自宅で倒れてるから、
よそへ捨てて来てー
なんていう、訳のわからない話から始まるのが、
もう、話が飛んでますよねぇ

まぁ、それが惚れた女の頼みなら
とばかりに、手伝ってしまう事となるのですが、
そこからの展開も滅茶苦茶で
遺棄した女性の身元はわからず、
現場にあった遺品(髪の毛)とも一致せず、
余計なことをしてしまったばかりに、
事件は完全に行き詰まりつつ・・・

ハチャメチャな展開な上に、
むしろ、ハチャメチャな展開だからこそ、
真相はいよいよどうなってるんだーとね

ま、今作は、西澤 保彦さん得意のSFミステリーではなく、
もちろん本格ミステリーですから
全ての謎が解ける、ひとつの真相がありますが・・・
これはこれで、無茶苦茶
結果、昼ドラでもないような、
ありえへん展開と、男女のドロドロっぷり、そして、
どんでん返しをしたいが為に、作られた物語な感じ
まぁ、それはそれで、
とっても面白く楽しませてもらったのですけどね


それに、やっぱり主人公達の、
タック、タカチ、ボアン、ウサコのキャラは素敵で、
作品をより面白くしてますよね

このまま、シリーズ一気読みー
とは、いきませんが・・・
読み進めていきたいシリーズですね


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みかんの西澤 保彦

287.【小説】仔羊たちの聖夜/西澤 保彦 (2017.2.16)
274.【小説】瞬間移動死体/西澤 保彦 (2016.5.18)
270.【小説】解体諸因/西澤 保彦 (2016.3.31)
228.【小説】腕貫探偵/西澤 保彦 (2015.5.16)
71.7回死んだ男/西澤 保彦 (2012.07.25)

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【小説】仔羊たちの聖夜/西澤 保彦

仔羊たちの聖夜(イヴ) (幻冬舎文庫)
287.仔羊たちの聖夜/西澤 保彦


読書感想も久しぶり
映画と同じく、私の第一趣味なので、
もちろん何ヶ月もの間読んでいなかった訳ではなく、
寝る前の読書は、もう私の日常でありますからね

てことで、何冊か既読本がありますので、
思い出しながらですが・・・、
読書感想でもつづっておかねばね

して、久々の読書感想、
今回は西澤 保彦さん
SFミステリー・本格ミステリーどちらも傑作揃いの作家さん
今回は、本格ミステリー、
西澤 保彦の人気シリーズのひとつでもある、『タックシリーズ』

しかしまぁ、今作が『タックシリーズ』である事を、
読了後に知った私
シリーズ物は、必ず第1作目より読みたい派の私としては、
今回は失敗で
既に、シリーズ3作品目だったようで

ま、逆に、
とりあえずシリーズ物と知らずに読んでも、
楽しめる(はず?)という作品という事で
して、その内容は・・・


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

クリスマスイヴの夜、
一人の女がマンション最上階から転落死した。

偶然、現場に遭遇した匠と高瀬。

状況は自殺だが結婚式を控えた彼女に動機はなかった。
ならば殺人か?
事件を調べる二人は五年前にも
同じ場所での高校生の飛び降り自殺を知る。

一年後、三たび事件が。
今度は二人の親しい友人だった…。

本格ミステリの醍醐味を味わえる傑作。

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いやはや、あらすじだけを読むと、
ミステリ好きには心躍る期待膨らむ内容で

同じ場所で3度もの自殺
なぞの動機
なぞの遺品
なぞのつながり

すべてがひとつの真相として、
どんなミステリーが解き明かされるのか、
ワクワクしながら手にとって読み始めた次第でしたが、
答えは、ドロドロでしたねぇ

個人的には、そういう人間ドラマ的な、
(偏見ですが)昼ドラ的なね、
そーゆー真相は求めていなかったなぁー

やっぱり、本格ミステリってなら、
トリックありきの、真犯人ありきの、どんでん返しじゃないとねー
そういった意味では、
完全に期待はずれであった今作

しかしまぁ、シリーズ物としての魅力はとっても感じましたね
シリーズ物が人気となる重要なファクターとして、
やはり主要な登場人物のキャラクターだと思うのですが、
タックシリーズの主要キャラ4名は、
なかなかに濃いキャラであり魅力的でしたねぇー

作品のミステリーの内容は、重たーいヘドロ展開ですが、
主要キャラ達のやりとりは、とってもコミカルで面白かったですね
また、今作は、主要キャラの4人の出会いから描かれており、
それぞれの性格と成長と変化が見て取れる内容となってますね

今作タックシリーズの3作品目ですが、
最初に、ここから読見始めても問題ないと思われると書いてますが、
実際には、やっぱり1・2作目を読んで、
ある程度登場人物たちの背景を知った上で読んだほうが、
やはり、シリーズの流れの中での物語りは楽しめるのは間違いないでしょうね


とまぁ、シリーズ物としては読んでみたいと思いつつも、
今作だけの本格ミステリとして考えてみると、
少しばかし、物足りない勿体無い感のある作品でしたね



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みかんの西澤 保彦

274.【小説】瞬間移動死体/西澤 保彦 (2016.5.18)
270.【小説】解体諸因/西澤 保彦 (2016.3.31)
228.【小説】腕貫探偵/西澤 保彦 (2015.5.16)
71.7回死んだ男/西澤 保彦 (2012.07.25)

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【小説】夢幻花/東野 圭吾

夢幻花 (PHP文芸文庫)
286.夢幻花/東野 圭吾


読書感想も久々ですねぇ
会社のドタバタは続いており、残業残業の日々ですが、
職場で日付が変わる事は無くなり始めた今日この頃
少し落ち着いて、このブログ記事も書ける程度の余裕は出来始めました
仕事でバタバタだと言っても、
寝る前の読書習慣は変わらず、ほぼ寝落ちしてましたが、
続けていましたので、この一月で数冊ですが、
読了した作品がありますゆへ、少しづつ感想記事を書いておきたいと思います

その第1弾が今作
東野 圭吾さんの『夢幻花』

いやー、仕事が忙しく床に就く時間も遅くなり始めてた頃に手に取りましたが、
解っていたことですが、読む作品の選択を間違えましたね。。。

東野 圭吾作品といだけで、
私の中では間違いなく面白く一気読み不可避だと解ってるのに、
読み始めちゃって
案の定、読み止れず夜更かし読書ですよ
いやはや、
仕事に忙殺され始める前から、
自分の体力をすり減らしていたという私であります

して、作品の内容はというと・・・


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。

第一発見者の孫娘・梨乃は、
祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、
ブログにアップするとともに、
この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。

一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、
別の思いを胸に事件を追っていた…。

宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく
“東野ミステリの真骨頂”。

第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。

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やっぱり、東野 圭吾さんだから、
今作も、一気読み不可避の作品に仕上がってるのでしょうね
面白い

正直、大きく概要だけみると、
ミステリーとしては、大きなどんでん返しもなく、
驚愕のトリックもなく・・・

黄色い花に秘められた謎であったり、
主人公の一人である、
蒼太に対する、家族からの明らかすぎる隠し事であったりと、
物語の核となりうる秘密があるのですが、
それも最後まで引っ張りますが、
結末(真相)だけみると、
『ふーん。。』で終わるような感じであったり

しかしまぁ、それでも、
物語に惹きこまれてしまって、
眠れなくなってしまうのですよねぇ

一つの殺人事件をきっかけに、
刑事目線と被害者家族の目線とで、
物語は進むのですが、
その真相へと進む過程は全く違う形で進んでいくのですが、
それぞれの物語が、
うまくリンク仕合うと同時に、複雑に絡み合い、
全ての謎が一つの真相が導き出されると

また、黄色い花の特徴から、
『負の遺産』と向き合う姿勢という、
社会的メッセージも込められてますし、
物語内でそれに向き合うこととなる、
主人公たちの感情の変化や成長も読んでて感じ取れますし、
共感もできましね

やはり、この構成力は流石なのではないでしょうかね
相変わらずの、人間ドラマもありまして、
ホント、東野圭吾さんの作品に外れなしでありますねぇ
素晴らしい作品でした



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みかんの東野 圭吾

271.【小説】マスカレード・イブ/東野 圭吾 (2016.4.8)
268.【小説】ラプラスの魔女/東野 圭吾 (2016.3.15)
267.【小説】人魚の眠る家/東野 圭吾 (2016.3.5)
262.【小説】あの頃ぼくらはアホでした/東野 圭吾 (2016.1.25)
223.【小説】歪笑小説/東野 圭吾 (2015.4.3)
219.【小説】黒笑小説/東野 圭吾 (2015.2.27)
193.【小説】疾風ロンド/東野 圭吾 (2014.9.23)
160.【小説】祈りの幕が下りる時/東野 圭吾 (2013.12.28)
140.【小説】毒笑小説/東野 圭吾 (2013.8.26)
139.【小説】怪笑小説/東野 圭吾 (2013.8.24)
138.【小説】プラチナデータ/東野 圭吾 (2013.8.20)
103.【小説】ナミヤ雑貨店の奇跡/東野 圭吾 (2013.1.5)
100.容疑者Xの献身/東野 圭吾 (2012.11.27)
84.夜明けの街で/東野 圭吾 (2012.09.12)
83.さまよう刃/東野 圭吾 (2012.09.09)
82.使命と魂のリミット/東野 圭吾 (2012.09.06)
80.ダイイング・アイ/東野 圭吾 (2012.08.28)
79.白銀ジャック/東野 圭吾 (2012.08.26)
1.マスカレード・ホテル (2011.10.01)

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【小説】幽女の如き怨むもの/三津田 信三

幽女の如き怨むもの (講談社文庫)
285.幽女の如き怨むもの/三津田 信三


今回は、私の大好きな刀城言耶シリーズ
その第8弾

ちなみに過去作品は、
厭魅の如き憑くもの
凶鳥の如き忌むもの
首無の如き祟るもの
山魔の如き嗤うもの
密室の如き籠るもの
水魑の如き沈むもの
生霊の如き重るもの
全て、読了済みー

ゾクリとするホラーからの、
終盤のドンドンドンデン返しの上質ミステリー
その真髄を刀城言耶シリーズで味わえるのは、
やはり、今作のような長編
文庫で、700ページを超える長編ですが、
とっても楽しみに手に取った次第ですね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

十三歳で遊女となるべく売られた少女。
“緋桜”と名付けられ、
身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。

戦前、戦中、戦後、
三つの時代の謎の身投げの真相は“幽女”の仕業か、
何者かの為せる業か。

謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、
ミステリランキングを席巻した“刀城言耶”シリーズ第六長編。

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その真髄を味わえは・・・、
今作では出来なかったかなぁ
てか、シリーズの他作品で
最高級の物がありますので、
『物足りない』という感じですかね

でも、安定の面白さと、ホラーと、ミステリーで
このビックボリュームの長編作品も、
私としては、かなりハイペースで読了してしまいましたね
(それは、このシリーズが個人的にも好きという事もありまがね

して、物足りない感があるというのは、
作中の怪異と謎が薄いのですよねぇ

あらすじを繰り返しますが、
戦前、戦中、戦後、
の遊郭で働く遊女の物語を、
それぞれの時代毎に視点を変えて語られるのですが、
焦点が、遊女という職業という所に当てられており、
その内容について語られるページが多く、
その時代での遊郭の立場や働きが語られ、
それはそれで、物語として面白いのですが、
このシリーズで求める、ホラーやミステリーとは、
ちょっと違う感じがしましたね

もちろん、その中で、
巻き起こる怪異からの、連続する身投げ
明らかな謎があるものの、
結末へと向かう前に、
何なら、刀城言耶登場前に解決してしまっており、
それが、不完全な解決であっても、
そのままで終わってしまいますからねぇ

3つの時代で、3つの身投げと3人の遊女『緋桜』
と、面白いファクターがあるように感じるのですが、
ココにある謎といいますが、
大きな仕掛けは、一つだけであって、
まぁ、そのパンチ力はなかなか大きな衝撃でありますが、
やっぱり、シリーズの期待値からいうと、
物足りない感が否めずではありましたね

しかしまぁ、それでも、
久々の刀城言耶シリーズ
とっても楽しめました
また、次作、楽しみに待ちたいと思います


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みかんの

257.【小説】生霊の如き重るもの/三津田 信三 (2015.12.16)
253.【小説】凶宅/三津田 信三 (2015.10.30)
183.【小説】禍家/三津田 信三 (2014.7.9)
146.【小説】水魑の如き沈むもの/三津田 信三 (2013.9.26)
145.【小説】密室の如き籠るもの/三津田 信三 (2013.9.20)
144.【小説】山魔の如き嗤うもの/三津田 信三(2013.9.13)
124.【小説】首無の如き祟るもの/三津田 信三 (2013.5.15)
123.【小説】凶鳥の如き忌むもの/三津田 信三 (2013.5.10)
89.厭魅の如き憑くもの/三津田 信三 (2012.10.04)
61.忌館 ホラー作家の棲む家/三津田信三 (2012.06.26)

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【小説】私に似た人/貫井 徳郎

私に似た人 
284.私に似た人/貫井 徳郎


今回は、特に理由もなく、
いつもの、なんとくなく手に取ってみたパターンのヤツです

まぁ、作者が貫井 徳郎さんですし、
作品も、直木賞候補に入った作品ですし、
外れはないだろうとね

また、表紙画の、
なんとも言えない禍々しさに、惹かれましてね
って、そんな所に惹かれるってのもどーなんだ?
ってな感じではありますけどね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

小規模なテロが頻発するようになった日本。

ひとつひとつの事件は単なる無差別殺人のようだが、
実行犯たちは一様に、
自らの命をなげうって冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。

彼らはいわゆる貧困層に属しており、
職場や地域に居場所を見つけられないという共通点が見出せるものの、
実生活における接点はなく、
特定の組織が関与している形跡もなかった。

いつしか人々は、犯行の方法が稚拙で計画性もなく、
その規模も小さいことから、
一連の事件を“小口テロ”と呼びはじめる―。

テロに走る者、
テロリストを追う者、
実行犯を見下す者、
テロリストを憎悪する者…

彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、
前人未到のエンターテインメント。

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表紙画で感じた、
『なんとも言えない・・・』ってのは、
意外にも作品の内容を表してたかなぁ。。という感じで

貫井 徳郎さんの作品は、
まだ、今作を含めて、4作程度しか読んでいないので、
ウィキペディア情報で申し訳ないですが、
作風的に、読後感が非常に暗く重い作風であるらしいのですが、
今作はどうでしょうねぇ・・・

作品は10作の短編となっており、
いづれの作品も主人公は違い、
物語も全く別の話であるのですが、
全てに繋がるのは、小口テロといわれる、要は自爆テロ
ま、それで、読後感が良い訳ないのですがね

して、
それぞれの短編は独立した物語ですが、
随所に伏線があり、
短編を読み勧めるウチに、小口テロのからくりが判明していき、
最終的には、小口テロの首謀者が判明するという、
一つのミステリーとしては解決というより、解答が出る感じではありますかね

しかしまぁ、
やはり読み始めると嵌りこんでしまいますねぇ
短い物語の中で、
小口テロという、悲劇に巻き込まれる人、引き起こす人、
それぞれが主人公の物語が、
人物像や、その時の世界観ってのが、
読んでいてすっと入ってくるってのは、
貫井 徳郎さんの筆力の賜物でしょうねぇ

まぁ、先に書きました読後感という話では、
個々の短編の物語に入っていけるのですが、
結局は小口テロが絡んできて、
ドンヨリと闇を落とす話が多いのですがね。。。

また、最終的に出る『解答』
あえて、『解決』ではなく、『解答』としたのですが、
やはりスッキリしない所がりますし、
個々の物語は面白いものがあるのですが、
後味は良くないですからね

てことで、
『なんとも言えない・・・』ってね
ま、面白くなくは無いですのでね


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みかんの貫井 徳郎

256.【小説】ドミノ倒し/貫井 徳郎 (2015.12.8)
141.【小説】プリズム/貫井 徳郎 (2013.8.30)
107.【小説】慟哭/貫井 徳郎 (2013.2.6)

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