くるくるみかん日記

二人息子の育児に家族旅行に、ミステリー小説の読書感想に映画感想、たまにB'z情報・・・、まとまりの無いブログですが、どうぞごゆっくりしていって下さい

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【小説】私に似た人/貫井 徳郎

私に似た人 
284.私に似た人/貫井 徳郎


今回は、特に理由もなく、
いつもの、なんとくなく手に取ってみたパターンのヤツです

まぁ、作者が貫井 徳郎さんですし、
作品も、直木賞候補に入った作品ですし、
外れはないだろうとね

また、表紙画の、
なんとも言えない禍々しさに、惹かれましてね
って、そんな所に惹かれるってのもどーなんだ?
ってな感じではありますけどね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

小規模なテロが頻発するようになった日本。

ひとつひとつの事件は単なる無差別殺人のようだが、
実行犯たちは一様に、
自らの命をなげうって冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。

彼らはいわゆる貧困層に属しており、
職場や地域に居場所を見つけられないという共通点が見出せるものの、
実生活における接点はなく、
特定の組織が関与している形跡もなかった。

いつしか人々は、犯行の方法が稚拙で計画性もなく、
その規模も小さいことから、
一連の事件を“小口テロ”と呼びはじめる―。

テロに走る者、
テロリストを追う者、
実行犯を見下す者、
テロリストを憎悪する者…

彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、
前人未到のエンターテインメント。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


表紙画で感じた、
『なんとも言えない・・・』ってのは、
意外にも作品の内容を表してたかなぁ。。という感じで

貫井 徳郎さんの作品は、
まだ、今作を含めて、4作程度しか読んでいないので、
ウィキペディア情報で申し訳ないですが、
作風的に、読後感が非常に暗く重い作風であるらしいのですが、
今作はどうでしょうねぇ・・・

作品は10作の短編となっており、
いづれの作品も主人公は違い、
物語も全く別の話であるのですが、
全てに繋がるのは、小口テロといわれる、要は自爆テロ
ま、それで、読後感が良い訳ないのですがね

して、
それぞれの短編は独立した物語ですが、
随所に伏線があり、
短編を読み勧めるウチに、小口テロのからくりが判明していき、
最終的には、小口テロの首謀者が判明するという、
一つのミステリーとしては解決というより、解答が出る感じではありますかね

しかしまぁ、
やはり読み始めると嵌りこんでしまいますねぇ
短い物語の中で、
小口テロという、悲劇に巻き込まれる人、引き起こす人、
それぞれが主人公の物語が、
人物像や、その時の世界観ってのが、
読んでいてすっと入ってくるってのは、
貫井 徳郎さんの筆力の賜物でしょうねぇ

まぁ、先に書きました読後感という話では、
個々の短編の物語に入っていけるのですが、
結局は小口テロが絡んできて、
ドンヨリと闇を落とす話が多いのですがね。。。

また、最終的に出る『解答』
あえて、『解決』ではなく、『解答』としたのですが、
やはりスッキリしない所がりますし、
個々の物語は面白いものがあるのですが、
後味は良くないですからね

てことで、
『なんとも言えない・・・』ってね
ま、面白くなくは無いですのでね


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みかんの貫井 徳郎

256.【小説】ドミノ倒し/貫井 徳郎 (2015.12.8)
141.【小説】プリズム/貫井 徳郎 (2013.8.30)
107.【小説】慟哭/貫井 徳郎 (2013.2.6)

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【小説】ドミノ倒し/貫井 徳郎

ドミノ倒し
256.ドミノ倒し/貫井 徳郎


「ひとつの事件が別の事件を呼び起こし
芋づる式に掘り出される死体!死体!!死体!!!」
という、帯にある売り文句に誘われて、
手にとってみました

ユーモアたっぷりなミステリーって事で、
少し前に読んだ、
早坂 吝さんの『○○○○○○○○殺人事件
的なノリをやや期待しつつ、
ゆるーく、ミステリーを楽しめたらとね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

ひとつの事件が別の事件を呼び起こし
芋づる式に掘り出される死体!死体!!死体!!!

いったい何が起きているんだ!?

油断大敵・貫井流ユーモア私立探偵小説。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
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私の中では、ある意味、期待通りの、
ユーモアミステリーでしたね
いや、ズッコケミステリーでしたね
読みやすく、面白く、しょーもない
三拍子揃った作品で

しかしまぁ、この作品、
本格ミステリーのどんでん返しモノとして、
手にとってしまうと、
本当にズッコケてしまうでしょうね

私の場合、
この作品が発売された当初の、
作品紹介をチラッと耳にしており、
『ユーモアミステリー』というジャンルの作品であるというのが、
念頭にあっての、帯にある売り文句に誘われた口ですので、
普通にコメディ感覚で読めて楽しめましたね

主人公である、
ハードボイル探偵十村のキャラのボケっぷりは、
個人的にはツボなキャラでしたねぇ
ハードボイルなのに、回りにひっぱり回されすぎるというね
是非、このキャラクターは、今回のみで終わりとせず、
シリーズ化希望したい所ですが・・・
ま、それは難しいでしょう

物語の展開は、ミステリーとしてとても魅力的な展開
まぁ、先に書いたように、
主人公が、もう『ギャグ』なので、
コミカルに物語は進みますが、
帯の紹介にあるとおり、
一つの事件解決依頼から捜査を始めた十村は、
少ない手がかりを掘り下げて調べていく毎に、
新たな事件(死体)に出くわし、
関連性を調べてると・・・また、更なる事件に・・・

タイトル通り、
ドミノ式にずるずると、事件が事件を呼び、
解決できないままに、次へ次へと進んでしまうのですが・・・
そして、最後のドミノが倒れた時、
完成した画はなんと

みたいな、タイトルと引っ掛けた素敵で驚きの真相と結末があると、
ミステリー読みとしては期待してしまうところですが・・・
『この真相、驚きをこえて、大・大・大ショックだ!!』
(帯のコメントを引用)
です

この『大・大・大ショック』ってのが、
まさに、ズッコケなのですがね

何度も書いてますが、
今作『ドミノ倒し』は『コミカルズッコケミステリー』という事で
頭を使わず、リラックスして、
息抜きに丁度いい一冊で


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みかんの貫井 徳郎

141.【小説】プリズム/貫井 徳郎 (2013.8.30)
107.【小説】慟哭/貫井 徳郎 (2013.2.6)

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【小説】プリズム/貫井 徳郎

プリズム (創元推理文庫)プリズム (創元推理文庫)
(2003/01)
貫井 徳郎

商品詳細を見る
141.プリズム/貫井 徳郎


私としては、
貫井徳郎さんの作品は、『慟哭』以来の2作品目ですね

新本格ミステリ作家さんとして、
もはや、かなり有名な作家さんで、最新作『ドミノ倒し』が少し前に、
話題になってましたねぇ
実際は、それ(ドミノ倒し)が気になってる次第なのですが、
そこは、『文庫&古本読みのみかん』なので、
(要は、100円で買える本が基本です
そんな、最新作なんて手をつけれる訳もなく

まぁ、貫井徳郎さん作品は、
そんな最新作でなくても、
かつての名作が、ゴロゴロとありますので、
そこから読んでいこうってな感じで、
選んだのが、今回の『プリズム』って訳ですね

作品の帯にある、
『女性教師の死が生んだフーダニット(犯人捜し)の迷宮』
なんて、言葉に惹かれましてね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。

傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。

事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。

ガラス切りを使って外された窓の鍵、
睡眠薬が混入された箱詰めのチョコレート。

彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、
事件は容易に解決を迎えるかと思われたが…

『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んだ衝撃の問題作。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
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貫井徳郎さん。
また、やらかしてくれちゃってますねぇ
慟哭』の際にも、
似たような感想を書きましたが、
今回は完全消化不良の結末というね

ま、今回のそれは、作者が完全に意図してつくられてますし、
あとがきにも、この結末だからこそ、
読者が、本書を何倍も楽しめてもらえたら。
という事が書いてありますからね

まぁ、結末はさておき、
話の展開、つくりはとても面白かったです

被害者となった女性教師にかかわりのある人物、
生徒・同僚・元彼・不倫相手それぞれの視点毎で章が区切られ、
それぞれが、この殺人事件と向き合い、
犯人捜し行うことになるのですが、
その過程で明らかになる、
被害者の女性教師の一面だとか、
事件当日の流れだとか、
登場人物の繋がりだとか、
と、次々と押し寄せてくる新たな展開には、
息つく暇もない感じで、一気読みしてしまいますね

して、それぞれの章での主人公達は、事件を調べる事で、
事件を推理し、何通りかの仮説を導き出すのですが・・・
これが、正に『フーダニットの迷宮』なのですねぇ
あとがきによると、その仮説の数は10にも及ぶとの事

してして、結果は・・・
読んでからのお楽しみってことで
まぁ、私が、冒頭で『完全消化不良の結末』といってるので、
ある程度予測ついちゃうかもしれませんがね・・・


ちなみに・・・
どーしても、結末が気になるという方は、
完全ネタバレとして、下記リンクをどうぞ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/book/prism.html
(ちょいちょい、お世話になってサイト様です
 もちろん、読了後にね



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みかんの貫井 徳郎

107.慟哭 

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| 貫井 徳郎 | 23:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】慟哭/貫井 徳郎

すっかり、読書ペースが落ちてしまいました・・・
てのも、ゲームにちょっと浮気してますので
それでも、本屋にはちょこちょこ通ってるので、
未読の本が山になってます
(14・5冊程度・・・)
てことで、嫁に本屋禁止令を出されました
『全部読んでから、次を買え』と
ま、そりゃそーだ。
てことで、また寝る間を惜しんで読書の夜を過ごしたいと思います・・・
(たぶん、今と変わらぬペースとなるでしょうが


して、1冊、読了したのでご紹介
慟哭 (創元推理文庫)慟哭 (創元推理文庫)
(1999/03)
貫井 徳郎

商品詳細を見る
107.慟哭/貫井 徳郎


貫井 徳郎さんのベストセラーとなったデビュー作

以前、どんでん返し本で有名作を探してた時に、
何度か目にしてたタイトルなので、
前々より、気になっていた作品ですねぇ


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、
捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。

異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、
警察内に不協和音が漂う一方、
マスコミは彼の私生活に関心をよせる。

こうした緊張下で事態は新しい方向へ!

幼女殺人や怪しげな宗教の生態、
現代の家族を題材に、
人間の内奥の痛切な叫びを、
鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


幼女誘拐事件の捜査一課長の動向を追うパートと、
新興宗教に救いを求める男のパートで、
交互に視点が入れ替わりながら話が進むのですが、
何かある・・・
と、勘ぐって読んでしまった為、
正直、真相が、読めちゃいましたねぇ
やっぱりかぁ・・・となってしまいました
なので、ちょっと新鮮な驚きは味わえず・・・

しかも、結末としても、消化不良ですねぇ・・・
結果、謎は謎のままで、という
てか、貫井 徳郎の作品は、
読後感が非常に暗く重い作風(ウィキペディアより)との事のようですが、
私はそーゆー終わり方に全然抵抗の無いほうですが、
未解決のまま終わるってのは、頂けないですねぇ
(そんな結末で言えば、
 東野圭吾の『どちらかが彼女を殺した』なんてのは論外ですねぇ。
 チョー気になって気になって仕方なくなるという・・・)
ちょっと、後味悪しです

また、中盤がやや中だるみな感じ・・・
読んでても淡々と。という展開で睡魔に負けてしまい、
本が顔の上に乗っけて寝るという、
マンガのような状態で寝てた事もしばしばでした・・・


まぁ、私は変な先入観をもって読んでしまった為に、
微妙な印象になってしまいましたが、
全体を通して読みやすく、真相には意外性はありますね
(っても、ミステリ熟練者は先入観なくとも、真相に気づけるでしょうけど・・・)
やっぱり、最後は何かしらの解決を入れて欲しかったという所でしたね











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| 貫井 徳郎 | 00:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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