くるくるみかん日記

二人息子の育児に家族旅行に、ミステリー小説の読書感想に映画感想、たまにB'z情報・・・、まとまりの無いブログですが、どうぞごゆっくりしていって下さい

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【小説】犬神家の一族/横溝 正史

犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
(1972/06)
横溝 正史

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157.犬神家の一族/横溝 正史


みかん日記、『獄門島』『八つ墓村』に続き、
横溝 正史さんの作品3作目ですねぇ

今回も、超超有名作品、『犬神家の一族』
金田一耕助シリーズとしては5作品目

この『犬神家の一族』も、
八つ墓村』に次いで、何度も映像化されてる作品ですねぇ
が、相変わらず、
私としては、一度も見たことの無く、
内容はさっぱり知らない状態
八つ墓村』と同様、
有名な(?)一部のシーンだけは、はっきりと記憶にあるというね
それはもちろん、湖から足だけが飛び出ててるというシーンですね

どういった経緯であんな状態になったのか?なるのか?
その辺も、楽しみに読み始めた次第ですね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

信州財界一の巨頭、
犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、
血で血を洗う葛藤を
予期したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。

血の系譜をめぐるスリルとサスペンスにみちた長編推理。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


名作
獄門島』『八つ墓村』の感想にも、
同じことを書いてますが、
ほんと、半世紀以上前に書かれたものとは思えないですよね
不朽の名作とは、正にこの事ですねぇ

莫大な遺産を巡っての、
ドロドロ遺産相続サスペンス
という、なんだかありきたりな設定なのですが、
とっても読み易く面白いですねぇ
多少のグロ有りですが・・・

まず、登場人物が良いですよね
遺産相続を望む、腹黒3姉妹
その長女の1人息子、白仮面の佐清
突然、遺産相続の当事者となった、絶世の美女
謎の相続候補者、静馬
まぁ、どーしてもイメージ先行で、
佐清が目立った感じになっちゃいますけど、
いづれのキャラも個性的で、かつ、物語にしっかり嵌りこんでおり、
作品を面白くしてくれてますよね

ミステリーとしても、読み応え十分
遺産相続に絡む、連続殺人が起こるのですが、
それが、何気に見立て殺人となっており、
なんとも奇怪でおぞましい事件が発生するのですねぇ
その中の一つに、有名な湖での事件がありますが・・・
いやー、しかしまぁ、
私の記憶に鮮明に残る、湖のシーンは、
なかなか強引なもって行き方でしたねぇ
見立て殺人と言っても・・・
IQサプリの絵から何て読む?的なね

私としては、
ある意味、この湖での事件の意味(湖から足だけが出てる事)に、
一番衝撃を受けましたね
そんな意味があったのかとね

そして、真相へと・・・
ミステリーとしても面白いと言っておきながらもですが・・・
まぁ、ミステリー玄人なら簡単に看破しちゃう内容でしょうね
遺産相続という流れからの話なので、
意外な血縁者てのも読めそうですし、
なんと言っても顔を隠てるという、いかにもーな、トンデモキャラがいますから
ま、もちろん私は、想像は出来ても、
全く解らず、最後まで楽しませてもらいましたがね

また、最後には、遺産相続のドロドロ愛憎劇から、
子を想う、母を想う、恋人を想う、素敵なエンディングへと流れてるのも、
いいところですねぇ


これまで3作品を読んできて、
横溝 正史さんの作風ってのを少し勘違い、
というか、変な先入観を持ってたかもしれませんねぇ
ミステリー界の巨匠で、日本の推理小説の第一人者って思っており、
(てか、実際そうなんでしょうけど
作品も、ガッツリミステリーに特化した作品なのかなって思ってましたが、
ちょっと違う感じですね
もちろん、ミステリーとしても十二分に楽しませてもらってますが、
単純に物語が面白いんですね
ドラマとして作品が成り立ってるといいましょうか、
そのおまけでミステリーがあるという感じもしたり
まぁ、まだまだ数多ある、
横溝 正史さんの作品の3作品だけですからね
なんとも言えないとこですが・・・
何にせよ、とっても楽しませてもらってます

はてさて、次はどの横溝 正史作品を読もうかなぁ



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みかんの横溝 正史

155.八つ墓村
149.獄門島

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| 横溝 正史 | 23:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】八つ墓村/横溝 正史

八つ墓村 (角川文庫)八つ墓村 (角川文庫)
(1971/04/26)
横溝 正史

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155.八つ墓村/横溝 正史


みかん日記としては、『獄門島』に続き、
横溝 正史さんの、金田一耕助シリーズ2作目です
シリーズとしては第4作目の、『八つ墓村』

『八つ墓村』
映画化、ドラマ化、漫画化・・・
と、それも一度ならず何度もこの『八つ墓村』を原作とした作品があり、
誰もが知ってるであろう、超有名作品ですねぇ

が、私はタイトルは知ってはいれども、
内容は正直さっぱり知らないという状態
いわゆる落ち武者の格好した、
頭に変な鉢巻した人が出てくるという、
ホント、その程度の認識しか持ってませんでした

まぁ、どんな内容の作品なのでしょうか?
この、超有名作を遂に手に取ってみました


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、
七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。

だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を襲撃、
若武者は「七生までこの村を祟ってみせる」と叫び続けながら、
七人とともに惨殺された。

その後不祥の怪異があい次ぎ、
半年後、落人殺害の首謀者、田治見庄左衛門が家族・村人を切り殺し、
自らの首をはねて死ぬという事件が起こった。

この事件の死者が八人出たことで、
村人は恐怖のどん底にたたき込まれた。

村人は落武者の怨念を恐れ、
犬猫同然に埋めておいた八人の死骸をとりだすと、
八つの墓をたて、明神として祟めることにした。

以来、この村は“八つ墓村”と呼ばれるようになったという―。

大正×年、田治見庄左衛門の子孫、
田治見要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐殺し、行方不明となる。

それから二十数年、謎の連続殺人事件が再びこの村を襲った…。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


ストーリー紹介でもありますが・・
出だしは、『八つ墓村』と呼ばれるようになった所以が語られ、
その後、大量虐殺と・・・
なんとも、おどろおどろしいホラー感のまる出だしの出だしなのですね
して、その大量虐殺事件の犯人の息子が、
村に戻ってくるなり、殺人事件が発生するのですねぇ・・・

いやー、序盤から、
一気に作品に惹きこまれる展開でしたねぇ
恐ろしい過去の歴史と、現在の連続殺人事件
これが、どう絡んできて、
物語が進んでいくのかと、期待して読み進めた次第なのですが、
私が期待した内容とは、ちょっと路線が外れてしまった展開でしたかね

やはり、個人的にはガッツリミステリーとして、
驚愕の真相、過去の繋がり、意外な犯人・・
なんてのを期待してしまってたので

が、それは私の勝手な思い込みでありますゆへ・・
最後まで、目が話せない展開であることに間違いありませんね
最終的には、
歴史への決着、主人公の真相、して事件の結末へと、
流石の面白さでしたねぇ

また、今作は、
変則的な作品とも感じましたね
てのも、金田一耕助シリーズであるにも関わらず、
金田一耕助の存在が薄く感じちゃうのですね
これは、主人公の一人称の視点でずっと物語が進むので、
主人公が金田一と話してるときにしか、
登場しないというね
なので、後半、金田一が語る事件の真相等々が、
なんだか言い訳がましく見えてしまったりと
(まぁ、金田一の犯罪阻止率は有名な話で・・・)
まぁ、なんとも、面白い話の作りでしたね

やはり思うのが、
この作品は半世紀を越え、60年以上前の作品と思うと、
驚愕させられますよね・・
今、私が初めて読んでも、
全然、現代の作品と見劣りしない完成度がありますよね
前回の『獄門島』を読んだ際には、
文章の不自然さを感じたのですが、
今回は、全くそんな事なかったですしね
(もしかしたら、読んだ文庫が多少の改稿されてるのかもしれませんが)


次の横溝 正史さん作品、読書予定は、
『犬神家の一族』
こちらも、超超有名作品
手に取るのが楽しみですな



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みかんの横溝 正史

149.獄門島

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| 横溝 正史 | 23:18 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】獄門島/横溝 正史

獄門島 (角川文庫)獄門島 (角川文庫)
(1971/03/30)
横溝 正史

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149.獄門島/横溝 正史


国内のミステリ界の『超』が付くほどの超大物
横溝 正史さんの作品を、ついに手にとってみました

きっかけは、少し前の記事にも書きましたが、
こんな自己満足ブログでも、
懇意にしてくださってる『ひゃくさん』からのオススメ
ホントに有難い限りです
ちなみに、ひゃくさんのブログはコチラー

しかしまぁ、横溝 正史さんは、
自分がミステリー小説好きになる前より、
もちろん名前は知ってましたし、
何より、金田一耕助シリーズは、
ドラマ化・映画化が一度といわず、
何度も何度もリメイクされてる名作ぶりですから、
日本を代表する作品の一つですよねぇ

今回の『獄門島』も、
『本陣殺人事件』に続く、金田一耕助シリーズ第2作目
この作品が世に出た(連載され始めた)のが1947年なので、
なんとまぁ、60年以上前の作品てことになりますね
そんな作品が、今現在でも、
オススメできる作品として、名前が上がってくるのは、
もう、ホントとんでもないことですよね
しかし、それもそのはず、調べてみると、
『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年』

の中で、国内編 第1位だったのが、この『獄門島』
ホントに、万人がオススメする『国内最強ミステリー』なのですね

ミステリー好きには、避けて通れない一作といえますね。
オススメ頂き、手に取りましたが、
ある意味、私と『獄門島』との出会いは運命だったのでしょう


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

獄門島―

―江戸三百年を通じて流刑の地とされてきたこの島へ
金田一耕助が渡ったのは、
復員船の中で死んだ戦友、
鬼頭千万太に遺言を託されたためであった。

『三人の妹たちが殺される……
おれの代わりに獄門島へ行ってくれ……』

瀬戸内海に浮かぶ小島で網元として君臨する
鬼頭家を訪れた金田一は、
美しいが、どこか尋常でない三姉妹に会った。

だが、その後、遺言通り悪夢のような連続殺人事件が!
 
トリックを象徴する芭蕉の俳句。

後世の推理作家に多大な影響を与え、
今なお燦然と輝く、ミステリーの金字塔! !

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


60年経てども、
色褪せることのない面白さ
正に『不朽の名作』、ココに有ですねぇ

まぁ、ホント古い作品であるのに関わらず、
普通に面白く読ましてもらったのですが、
読み始めてスグに感じた事が・・・
それは、多少の読みにくさを感じましたね
それこそ60年も前の作品だからなのか、
横溝 正史さんの作風がそうなのか、
なんとも言えない所ですが、
英語の文章を自動変換して、
ちょっと、不思議な日本語になってる。
みたいな、多少の違和感を感じる文章でしたね
スマートじゃないといいましょうか
しかしまぁ、もちろん意味は解るので、
そんな些細な事はなんの問題も無いところですがね

それに、その違和感を感じつつも、
読み始めると、一気読みでしたねぇ

俳句になぞらえた、みたて殺人に、
様々なトリックと、散りばめられた伏線、
そして、予想だにしない意外な犯人と・・・
そりゃ、これだけのネタが詰まってれば、
ミステリーとして面白く無いはずが無いというね
また、閉ざされたムラ社会という舞台設定も、
作品自体が書かれた時が60年前と古いので、
妙にリアルに感じる事が出来きましたね
だからこそ、納得できる真相(動機)でもありましたかね
この『リアル』は、現代の作家さんが、
同じ時代背景(設定)で書かれても、
出せない『リアル』なのではと感じますねぇ
まぁ、時間のせいというより、
横溝正史さんの作品の力によるところかもしれませんがね


いやはや、ミステリー小説に嵌り、活字中毒になり早2年・・・
色々と読了したミステリー作品の感想を書いてきましたが・・・

この『獄門島』を読まずして、ミステリーは語れず・・・

なんてゆう言葉が書かれてるのを、目にし、
ホント、『獄門島』を読んで自分がまた一歩、
ミステリーのディープな世界へと嵌っいってる、
(よく言えば、ミステリー小説好きとして、成長できてる)、
なーんて、思っちゃたり


最後に、
この作品をオススメくださった『ひゃくさん』
ホントありがとうございます
横溝正史さんの作品にも嵌りそうですけど、
よりいっそう、ミステリー作品が好きになっちゃいました











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| 横溝 正史 | 02:22 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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