くるくるみかん日記

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【小説】顔に降りかかる雨/桐野 夏生

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)顔に降りかかる雨 (講談社文庫)
(1996/07/13)
桐野 夏生

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173.顔に降りかかる雨/桐野 夏生


みかん日記としては、久々の読書感想日記ですねぇ
花見に入学に誕生日にと、
色々なイベントがあって、ずいぶん間が空いてしまいました

私としては初作家さんである桐野 夏生さん
『ダーク』『OUT』『グロテスク』といった、
なんとなく、私の目を惹いていた作品の作者が、
桐野 夏生さんってことで、
まぁ、その江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作を、
読んでみようかな。
と、手に取った次第で


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、
1億円を持って消えた。

大金を預けた成瀬時男は、
暴力団上層部につながる暗い過去を持っている。

あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、
成瀬と協力して解明に乗り出す。

二転三転する事件の真相は?

女流ハードボイルド作家誕生の’93年度江戸川乱歩賞受賞作!

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


あらすじにある、『女流ハードボイルド』
って言葉に少し引っかかってしまいましたかね

私の中で『女流ハードボイルド作品』といえば、
秦建日子さんの、雪平夏見シリーズ
誉田哲也さんの、ジウや姫川玲子シリーズ
てところが思い浮かぶのですが、
(ま、その辺しか読んだ事がないのですがね
要は、一匹狼で男に負けないタフさを持った強い女性

って、イメージなのですが、
(まぁ、これも私の勝手な思い込みなのですがね)
もちろん今作の主人公(村野ミロ)も、
そんな雰囲気の魅力を持つキャラなのですが、
ちょっと物足りない感じ

男の暴力による圧力に負けたり、
センチメンタルになったり、
突然、女(男女の仲という意味での)になったりと・・・

いや、そんな魅力を併せ持つ、
強さの中に時折見せる弱さがある。
といった、女流ハードボイルドなら、
私も、もっともっと惹かれる主人公になるだろうと思うのですが、
シリーズ作品となっている1作目で、
主人公のキャラがしっかりと定まっていない形で、
たくさんの顔を持つ姿を見ると、
一本・筋の通ったキャラではなく、
なんだか、フワフワしたキャラになっちゃいますよねぇ・・・
それで、『ハードボイルド』って言葉は合わないなぁ・・・ってね

ストーリーとしても、
そんな詰め込み式がちょいちょい見えて、
なんだかスケールが国際的に広がって行きそうで行かない、
ま、ぶっちゃけて中途半端かと・・・
むしろ、その広がりは全然必要ないかなぁー・・・ってね

しかし、これはデビュー作ですからね
他のレビューを目にすると、
作品ごとに進化する作家さんとの事で
今作の詰め込み具合も、
今後の大きな可能性を秘めた作家さんという考えで
ま、現に今では、
直木賞を始め数々の賞を受賞してる、
一流作家さんですからねぇ

次回は、作者自身の作風の変化を楽しみに、
また、今作はシリーズ作品なので、
2作品以降が、どう展開していくのかも楽しみにしたい所ですね















最後まで読んでくださりありがとうございます。
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| 桐野 夏生 | 23:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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