くるくるみかん日記

二人息子の育児に家族旅行に、ミステリー小説の読書感想に映画感想、たまにB'z情報・・・、まとまりの無いブログですが、どうぞごゆっくりしていって下さい

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【小説】営繕かるかや怪異譚/小野 不由美

営繕かるかや怪異譚
281.営繕かるかや怪異譚/小野 不由美


立て続けての読書感想
間が空きすぎて、
何冊か読み貯めてたものがありますから、
読んだ時の感想(内容)が、
完全に記憶の彼方へと消え去ってしまわないうちに書いておこうと思いますので

して、今回は小野 不由美さん作品
読んだのは、7月真っ盛りでして
正に、ホラーシーズンですよねぇー

正直、前回読んだ『残穢』は、
やや期待外れなホラーでありましたが、
やっぱり、小野 不由美さんの真骨頂は、
今作のようなJホラーであるのではと思っておりますので、
期待して手に取った次第でして

表紙絵の何気ない『オソロシ』が、
作品の期待感を更に増しますしね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

この家には障りがある―

住居にまつわる怪異を、
営繕屋・尾端が、
鮮やかに修繕する。

心ふるわす恐怖と感動の物語。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


背筋ゾクゾク、Jホラーでありました
期待通りの面白さで、とっても楽しめました

作品は、全6編となる短編集で、
いづれも、古民家で起こる怪異が描かれ、
営繕屋の尾端のさりげないアドバイスで、
すっきり解決という流れ

まぁ、ミステリーとはやはり違うので、
トリックどうこうではなく、
真向正面から起こる怪奇現象を解決させるので、
それが鮮やかという表現が合うかは、
どうかな?と、思う自分がいたりしますが・・・

やはり、私としては、
今作の面白さは怪異の恐ろしさですねぇ

『雨の鈴』
雨の日に現れる喪服の女性
徐々に家に近づき、入られた家に死人が出る・・・
そんな女性が見える主人公の家に、近づきつつある・・・
このゾクゾク感、半端ないですねぇー

『奥庭より』・『屋根裏に』
誰もいないはずの部屋の障子が勝ってに開いてる・・・
屋根裏に誰かいる・・・
という、『ナニカイル』パターンも絶品
その時の情景、雰囲気、主人公の恐怖も、
十分に文章より伝わり、
流石は小野 不由美さんという所ですねぇ

その『ナニカイル』パターンの極め付けは、
『異形のひと』ではないでしょうか
見知らぬ老人が家に勝ってに入ってる・・・
リビングに、寝室に、風呂場に、
冷蔵庫の中に
それは、想像するとヤバすぎでしょう
発狂ものです


とまぁ、
どれもこれも、極上のゾクリを提供してくれる一作でした
とっても、面白かったです



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255.【小説】残穢/小野 不由美 (2015.11.13)
178.【小説】屍鬼/小野 不由美 (2014.6.2)

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| 小野 不由美 | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】残穢/小野 不由美

残穢 (新潮文庫)
255.残穢/小野 不由美


秋の夜長に、ゾクリとホラーでも
てことで、立て続けに、
何作かホラー小説を読んでおりまして、
前々回『凶宅』・前回『十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA』に続いての3作目

そして、今回が秋の夜長にホラーシリーズの本命

小野 不由美さんの『残穢』
映画化もされ、
2016年1月に公開予定と話題の一作ですねぇ
作品を家にも置いて置くのも恐ろしいと言わしめた、今作

どんな『オソロシ』が待ってるか、
楽しみに手に取った次第で

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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

怨みを伴う死は「穢れ」となり、
あらたな怪異の火種となるのか──。

畳を擦る音が聞こえる、
いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、
何かが床下を這い廻る気 配がする。

だからあの家には人が居着かない──

何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、
浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。

著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、
戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
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楽しみに手に取ったものの・・・
私には、ちょっと合わなかったかな

終始、淡々と・・・淡々と・・・
と、話が進むものですから、
どーしても、夜長の眠気に軽く負けてしまい、
文庫をおでこに載せたまま眠りについてる事が多々で

なので、内容もうまいこと頭の中に入ってこず描けずで
なおさら、物語に嵌り込めないのですよねー

『私』と『久保』というメインの登場人物がいるものの、
その他にもたくさんの登場人物がおり、
更に、家や土地にまつわる物語へと進展しいくのですが、
全く、頭に入ってこない

主人公『私』が取材するなかで語られる内容や、
久保が体験する怪異は、
なんともいえない不気味感があり、
更に、どこなくリアリティもあり、
そこには、確かに恐怖があるのですが・・・

いかんせん、
その恐怖が続かない。
まぁ、私が眠りこけてしまうのが最大の原因でありますが、
何か、物語の作りも、
結構、ぶつ切りな感じもあって、
恐怖が冷めてしまうのですね

小野 不由美さんの作品は、
過去に『屍鬼』しか読んだ事ないのですが、
屍鬼』は、中々進展しない物語にかなりジラされましたが、
それでも、読み止れない魅力があったのですが、
今回は、ホント物語に嵌りこめなかったですね


今作『残穢』
小説では、私には合わなかったですが、
映画版ではもしかしたら、
この作品の恐怖を堪能できるかもしれない。
てことで、映画版に期待で


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178.【小説】屍鬼/小野 不由美 (2014.6.2)

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| 小野 不由美 | 23:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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【小説】屍鬼/小野 不由美

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)屍鬼〈1〉 (新潮文庫)
(2002/01/30)
小野 不由美

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178.屍鬼/小野 不由美


『小野 不由美さん』
私は、初読みの作家ですねぇ

このブログにコメントを下さった方からのご紹介で、
この作品を手に取った次第で
いろんな作品を紹介下さってて、
そのいづれも、ホント面白い作品ばかりでして、
文庫版で、全5巻という、
結構なボリュームの長編作ですが、
今回の作品も楽しみに読み始めた次第です


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

人口わずか千三百、
三方を尾根に囲まれ、
未だ古い因習と同衾する外場村。

猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。

山深い集落で発見された三体の腐乱死体。

周りには無数の肉片が、
まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。

闇夜をついて越して来た謎の家族は、
連続する不審死とどう関わっているのか。

殺人か、未知の疫病か、それとも…。

超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg 
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こ、これは・・・『超』面白い

文庫版、全5巻、
合計で2000ページを軽く超える、
超大作ですが、
こんなボリュームの作品を、
読みだるみすることなく、一気に読めた作品は初めてです

作品の世界に惹きこまれてしまい、
連日の深夜読書で、完全寝不足
先週1週間の仕事は無駄に辛かった・・・
ホント徹夜本必須の超大作で

ホント作品に嵌まり込んでしまいました
それが故に、作品の展開にはチョーイライラしました
面白いといいながら、真逆の感想ですが、
作品に嵌り込んでるが故に、
気づかない、動かない、認めない住民に、
はっきりとしない、変に意固地があり、
守るべき者を悩む坊さんに、
それが故に、
ドンドンと傷口が広がり、繰り返される悲劇にと・・・
ホント、イライラしっぱなし
(個人的には、やっぱりお医者さんの行動に一票で
 やはり、目にうつる目の前の人々を守るという意味で
 結果、過剰な行動、人間の狂気が燦々たるものですが・・)

しかしまぁ、それでも。
ってか、そんなイライラ展開だからこそ、
全ての真相がいつ露見するのか、
その時の、村の行く末は、住民達の行動は、悲劇・恐怖の結末は?
と、気になりすぎて、気になりすぎて、
少しずつ少しずつ、牛歩のように、
進む物語の展開に、ホントじらされつつ、イライラしつつですが、
やっぱり、先が気になる気になる
結果、徹夜で次の日、仕事で自分が悪夢にうなされるというね

やっぱり、正直、
上・中・下あたりの3巻でよかったのでは?と思ったり。。。
登場人物の多さといい、
繰り返される展開といい、
もっとスマートさがあっても十分に面白かったのでは、と思ったり
その辺りで、1巻だけよんでギブアップしてしまう人もいるのでは?
と思うと勿体無い気もしたりですねぇ

しかしまぁ、これだけのボリュームで書いてるからこそ、
住民一人ひとりの物語も丁寧に描かれ、
一つ一つの悲劇と恐怖が伝わりますし、
だから、村に蔓延する得体の知れない恐怖の重厚感が増しますし、
読者の立場では早々に知ることになる、
恐怖の真相が、解決すべき『悪』とはならない展開で、
医者のとった行動の結末。坊さんのとった行動の結末。
それぞれに、考えさせられるものがありで、
ホント、深みのある作品になってると思います


いやはや、なんだかんだといっても、
結果、感想は一言で、ホント面白かったです
是非、未読の方は、
このボリュームに怯まず、まずは1・2巻(1巻だけではダメです)、
読んでみてください。
わたしのように、残りの3・4・5巻を買いに、
夜、書店へと走ることになりますから


最後に、この作品を紹介くださった『ひゃくさん』ありがとうございますー
既に、何作もご紹介頂いてますが、
また、いい作品があるようでしたら、よろしくでーす













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| 小野 不由美 | 23:26 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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