くるくるみかん日記

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【小説】黒い森/折原 一

黒い森 (祥伝社文庫)黒い森 (祥伝社文庫)
(2010/08/31)
折原 一

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210.黒い森/折原 一


折原 一さん、初読みです

少し前に、私のようなブログでも、
懇意にしてくださってる方からの紹介で、
知った作者さんでして、
調べてみると、日本を代表する叙述トリック作家さんだと
おぉ、まさに私好みっぽい

てことで、ずっと気になっていた作家さんです
が、代表作やら有名作なんてのは、それ以上は調べず、
本屋にて感覚的(直感的)に選んだのがこの『黒い森』

いやー、表紙絵をみてなんじゃこりゃ?
と思うと同時に、なかをパラパラと捲ってみると、
袋とじはあるし、
文が逆さまになってるしで、
いかにもトリッキーな作品
して、即決でしたね


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

「ミステリー・ツアーの目的地で待っている」

駆け落ちする二人の恋人に、
同じ内容のメールが届いた。

行き先は、樹海の奥、作家が家族を惨殺したと伝えられる山荘。

ツアー客が一人、また一人と樹海の闇に消えてゆく中、
恋人が待つ目的地へ辿り着けるのか?

そして山荘の固く閉ざされた一室で待つものとは…。

仕掛 け満載、心拍数急上昇のサスペンス・ミステリー。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg m_157_1.jpgm_157_1.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


小説ってのも、
ホント色々な形があるものなんですねぇ
倉阪鬼一郎さんの、
三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』を読んだ時も、
作品の作りには驚かされましたが、
この『黒い森』も同様に、
へんちくりんな作りになってますねぇ

樹海の奥のいわく付きの山荘へ向かうというミステリーツアーへと参加した、
1人の男と1人の女の物語ですが、
女性視点で描かれる、生存者編と、
男性視点で描かれる、殺人者編があり、
生存者編は表から普通に始まりますが、
殺人者編が背表紙から捲ると、
文が逆さまに書かれているので、
小説を逆に持ち裏から読んでいくという形になっているのですね

そして、2編が終わる真ん中に、
袋とじがあり、206号室編が封入されているのですねぇ

いやー、なんとも凝った作りで
しかしまぁ、そんな作りになってるからこそ、
否が応にも、2編を読み終えた後の、
206号室の物語、黒い森の物語の結末への期待が膨らみますねぇ

てか、生存者編と殺人者編が結構面白かったのですね
樹海という、入ると2度と出て来れない地へ踏み入れた、
男と女はそれぞれに、樹海奥深くにある山荘へ向かうのですが・・・

生存者編は、山荘へ一緒に向かうツアー参加者が、
1人、また1人と樹海という森に飲み込まれ脱落していき、
主人公の女性もまた、ツアーコンダクターを見失い樹海をさ迷うのですが・・・

殺人者編は、山荘への道中、
1人、また1人とコチラは殺人が行われるのですね。
それでも、ツアーは続行され、遂にたどりついた山荘で更なる惨劇が・・・

そんな展開からの袋とじ
もう、即行で破かずにいらいでか
二人の男女の結末は
このミステリーツアーの目的は
殺人者は誰なのか

物語の展開といい、
作品自体の作りといい、
結末への期待値MAXで開封

てな、そんな感じで期待が膨らみ過ぎてしまったか・・・
テンテンテン。。。。

いや、面白いんですよしかし、驚きはせずかな。
やっぱり、期待しすぎてしまった感は否めず
また、先に色々な謎を書いてますが、
ぶっちゃけ、よめる展開ではありますからね


しかしまぁ、面白い工夫であり、
物語もそれに合うよう盛り上がりますし、
とっても、楽しめる作品でしたね

折原 一さんの作品、
今後、もっともっと読んで行きたいと思います








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| 折原 一 | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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