【小説】ガンルージュ/月村 了衛

289.ガンルージュ/月村 了衛
えらい間隔があいてしまいました

実に、3ヶ月ぶりの読書感想であります

日々の思い出を優先して綴ってると、
なかなか書く時間ができず、こんなにも時間が空いてしまいました

もちろん、私の活字中毒症は、
もう、慢性化しており、就寝前の読書は完全なる日課であります

てことで、感想を書かずして空いてしまった時間も、
着々と読書しており、たくさんの作品を読んで来たのですが・・・
読了直後の感想は完全に書けないでありますが、
まぁ、読書感想日記といいつつも、
私の備忘録的な記事でもありますゆへ

てことで、
かなりいい加減な感想記事になりますが、
お暇な方は、お付き合いください

して、
今作『ガンルージュ』の作者『月村 了衛』さんの作品を読むのは、
これで、3作目

個人的には、月村 了衛さんの代表シリーズでもあります、
機龍警察シリーズを読み進めて行きたい所でありますが、
前回よんだ『土漠の花』が、
ザ・エンターテイメント作品

同作者の類似した作品として、
紹介されてました今作、『ガンルージュ』を手に取った次第だったのですが

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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)
韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊が
日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。
事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。
日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。
祐太朗の母親で、
かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、
ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。
因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は。
そして絶体絶命の母子の運命は――。
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みかん的評価:







(みかん的評価についてはコチラ)
いやー、
確かに、『エンターテイメント』という言葉に合う作品でありますが、
頭に、『痛快・エンターテイメント』という感じでありますかね

元公安主婦と、パンクロック教師の、
息子(生徒)救出ドタバタ大作戦

という、サブタイトルが付くような、
正直、コメディ色が強い作品でありましたね

元公安主婦の秋来律子が視点で描かれる時は、
ややシリアスに物事が進みます

息子が偶然にも巻き込まれた事件は、
韓国の最精鋭特殊部隊が絡んでくる事件で、
ただの誘拐ではなく、もはや国際テロ事件

その特殊部隊の中には、
秋来律子の夫を殺した人物も含まれており、
より物語は、息子の救出プラス復讐劇も追加され、
精鋭部隊へ単身で挑んでいく様子は、かなりの迫力

まぁ、秋来律子は、公安の中でも、
かなり超人的な戦闘能力の高い女性だったのでしょうね

少ない情報と痕跡を頼りに、
ジワリジワリと追い詰めていく様もなかなか

一歩間違えれば、死がまっているという状況も描かれ、
物語もシリアスになるのですが・・・
最初に書いた、コメディ色が強く感じたというのは、
お笑い担当の、ロック先生渋矢美晴の存在でして

生徒の為と、なぜか事件に絡んできて、
秋来律子とタッグを組むのですが、
公安自体の経験と実力から、
完璧な洞察力と判断力で敵を倒していく秋来律子と違い、
金属バット片手に喧嘩上等、
オラオラで突っ込む渋矢美晴は、ツッコミどころ満載で

極めつけといいますが、
(読了から時間がたってるので)覚えてるのが、
金属バットでグレネード弾を打ち返すって

単純にオモロイ

いやー、ホント痛快コメディ・・・じゃないけど、
さらっと読める、エンタメ作品であることは間違い作品でありましたね

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283.【小説】土漠の花/月村 了衛 (2016.10.7)
266.【小説】機龍警察/月村 了衛 (2016.2.23)
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| 月村 了衛 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑