【小説】クローズド・ノート/雫井 脩介

292.クローズド・ノート/雫井 脩介
初読み作家さんであります、
『雫井 脩介さん

特に、この作品が読みたい訳ではなく、
雫井 脩介さんの作品が読んでみたいと思った訳でもなく・・・

ただ、なんとなくではあるのですが、
ジャンル的に、あまり読まないジャンルであるので、
自分の趣味に合うか、試し読みしてみよう

なんて、思った次第で

『イニシエーション・ラブ』のような、
衝撃が味わえるのかも・・・
なんていう、淡いを期待を抱きつつで・・・

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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)
堀井香恵は、
文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、
ごく普通の大学生だ。
友人との関係も良好、
アルバイトにもやりがいを感じてはいるが、
何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしている。
そんななか、自室のクローゼットで、
前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。
興味本位でそのノートを手にする香恵。
閉じられたノートが開かれたとき、
彼女の平凡な日常は大きく変わりはじめるのだった―。
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みかん的評価:







(みかん的評価についてはコチラ)
私、基本的には直感で作品を選んでる性質でして、
ネタバレしたくないのと、前評判を知って読みたくないという思いから、
あらすじを読んだだけで作品を手に取る事が多いのです

今作も、
そんな感じで手に取った作品の一つであるのですが、
序盤を読み終えて、
これは、私が苦手な恋愛小説だなと解ったのですが・・・
先に書いたように、
もしかしたら『イニシエーション・ラブ』のような、
ラストにとんでもない爆弾が潜んでる作品かもしれない

実際に、物語の中心に、
1冊のノートの存在があり、
主人公の物語と、ノートの中の物語と、
平行して進んでいく展開であり、
二つの物語が、どのようにして交わるのか

そこに、物語をひっくり返す『ミステリー』があるのを期待して・・・


中盤、
(個人的には)なんとも盛り上がらない、
淡々とした恋愛ドラマを、寝落ちしながらも読み続け、
物語が一つとなる終盤へと来ましたが・・・
まぁ。
思った通りと言っておきましょう

個人的な好き嫌いがあったのは間違いないのですが、
人間ドラマ・青春ドラマ・恋愛ドラマが嫌いという訳でなく、
これまでも、そういったジャンルの面白い作品を読んできましたし、
これからも手にとっていくと思いますが、
やっぱり、何かワクワクさせる謎(ミステリー)が欲しいですねぇ

今作は、ちょっと淡々と物語が進む感じで、
正直、読むのがしんどかったかな

しかしまぁ、
作風自体は、読みやすかったですし、
とても、綺麗な作品というイメージでした

このブログの感想記事を書くまでは、
当たり前のように女性作家さんが書いたのだろうと思ってると、
ちゃんと作者の名前を読むと、
普通に男性作家だったのに、ちょっと驚いた次第です

他の作品を見てると、
『犯人に告ぐ』などがあるのですね

きっと、そっちの作品の方が、
私には合う作品なのでしょうね

機会があれば、手にとって読みたいと思います

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| 雫井 脩介 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑