くるくるみかん日記

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【小説】人魚の眠る家/東野 圭吾

人魚の眠る家
267.人魚の眠る家/東野 圭吾


いやー・・・文庫化待てなかった

少し前に、
東野 圭吾さんの作品『あの頃ぼくらはアホでした』を読んだ際に、
『人魚の眠る家』、『ラプラスの魔女』といった、
新作は文庫化待ちと書いたばかりですがね・・・

フラッと立ち寄ったいつもの書店屋さんにて、
特売日という事もあって、
手にとってしまいました

私自身、
東野圭吾さんの読んだ何作品かは、
コメディ系(?)ばかりだったもので、
そろそろ、東野圭吾作品の真髄、
重厚な人間ドラマを堪能したいと思ってたところでもありまして

てことで、今作『人魚の眠る家』
やはり超有名作家さんの一作なので、
嫌でも、作品内容や評判が耳に入りますので、
東野圭吾作品を堪能するのはうってつけ
とっても、楽しみに読み始めた次第で


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)

娘の小学校受験が終わったら離婚する。
そう約束した仮面夫婦の二人。

彼等に悲報が届いたのは、
面接試験の予行演習の直前だった。

娘がプールで溺れた―。

病 院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。

そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。

過酷な運命に苦悩する母親。
その愛と狂気は成就するの か―。

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みかん的評価:m_157.jpgm_157.jpgm_157.jpgm_157.jpg m_157.jpgm_157.jpgm_157_1.jpg
(みかん的評価についてはコチラ


期待を裏切らない、
むしろ、期待以上の素晴らしい作品

しかしまぁ、面白かった
ではなく、深く深く心に残る作品ですね
『感動に浸る』ではなく、
『感傷に浸る』って感じ
漢字の意味なんて関係無く、
私の感覚を私の少ない語録で表すと、
『感傷』って言葉が浮かんだというだけですがね

以下、多少ネタバレしますが。

人魚が眠るってのが、
不幸な事故で、最愛の娘が寝たきり状態に、
(いわゆる植物状態ってやつですが)
なってしまった家庭の物語になるのですが、
最新技術と、
母親の深い愛により、
いくつもの奇跡が起こり、
娘は眠りながらに成長していくのですが・・・

作中でもそうですが、
読者の意見(感想)は真っ二つとなるでしょうね
しゃべらない、しゃべれない、
動かない、動けない、最愛の娘。
それでも、確かに生きており、
体は成長を続けてる。。。
そんな娘を愛し続ける母親
その母親の行動を理解できるか、
はたまた、常軌を逸した行動とみるか・・・

子を持つ父親の私としては、
本当に深く考えてしまう所ですね
まぁ、やはりあくまでもフィクションとして、
いくら現実に起こりうる事であっても、
本の中のドラマとして見てる以上、
考えても答えなんて出ないですし、
どんな綺麗事並べても、
やっぱり当事者にならないと、
作品の母親の感情なんて理解できないのでしょうけどね

しかし、理解できなくても、答えがでなくても、
現実にある『脳死』という事実を知るという事。
そして、その『死』に直面している人と家族がいるという事。
さらに、その『死』に助けられる人と家族がいるという事。
そういった事を知り、少しでも自分の考えを持つ、
または考えるという事は、
とっても大切な事だと思います


本当に、
感動で涙するというような作品ではなく、
とんでもなく考えさせられる作品であるのですが、
(愛する人がいれば、なおさらに)
それでも、最後まで一気に読ませる筆力は、ホントに流石
『脳死』という、重たいテーマを何故ココまで、
読者に読ませ理解させ考えさせる物語が書けるのか・・・
やはり、『東野圭吾・天才』としか言いようがないですなぁ


いやはや、
東野圭吾作品
本当に期待通り、どっぷりと堪能させて頂きました
是非、みなさんに読んでみてもらいたい作品です


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みかんの東野 圭吾

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139.【小説】怪笑小説/東野 圭吾 (2013.8.24)
138.【小説】プラチナデータ/東野 圭吾 (2013.8.20)
103.【小説】ナミヤ雑貨店の奇跡/東野 圭吾 (2013.1.5)
100.容疑者Xの献身/東野 圭吾 (2012.11.27)
84.夜明けの街で/東野 圭吾 (2012.09.12)
83.さまよう刃/東野 圭吾 (2012.09.09)
82.使命と魂のリミット/東野 圭吾 (2012.09.06)
80.ダイイング・アイ/東野 圭吾 (2012.08.28)
79.白銀ジャック/東野 圭吾 (2012.08.26)
1.マスカレード・ホテル (2011.10.01)

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| 東野 圭吾 | 23:59 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

一気に読み上げてしまいました。
賛否両論あるようですが、文学として飽きずに読ませる筆力はさすがです。
2~3回涙が出ました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

| 藍色 | 2017/04/05 11:03 | URL |

藍色さんへ

こんばんわー♪
コメントありがとうございます。

> 一気に読み上げてしまいました。
> 賛否両論あるようですが、文学として飽きずに読ませる筆力はさすがです。
> 2~3回涙が出ました。
ホントに、どんな作品でも一気読みさせますよね。
私も、泣けました・・・

> トラックバックさせていただきました。
> トラックバックお待ちしていますね。
トラックバックありがとうございます。
私からもさせてもらったつもりですが・・・出来てますかね^^;

| 瀬戸内みかん | 2017/04/06 21:30 | URL |















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「人魚の眠る家」東野圭吾

答えてください。 娘を殺したのは私でしょうか。 東野圭吾作家デビュー30周年記念作品 『人魚の眠る家』 娘の小学校受験が終わったら離婚する。 そう約束した仮面夫婦の二人。 彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前。 娘がプールで溺れたー。 病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。 そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。 過酷な運命...

| 粋な提案 | 2017/04/05 10:53 |

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