【小説】祈りの幕が下りる時/東野 圭吾
![]() | 祈りの幕が下りる時 (2013/09/13) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
2013年も、あと少しでしたが、
やってしまった・・・

なかなか、読書をする時間が無く、
読むペースも遅いのですが、
読みたいと思う本はたくさんあり、
フラリと本屋に立ち寄っては、本を買ってしまう病の私は、
今現在でも、未読の小説が部屋にズラリ

少なくとも、今年いっぱいは本を買わずに過ごそうと決意したのが、
10月の頭

いやはや、後数日が耐えれなかった

『自分へのクリスマスプレゼントー

なーんていう言い訳を武器に、手をつけてしまいました

今年の9月に発売された、
東野圭吾さんの作品

加賀恭一郎シリーズ10作目の最新作ですね

東野圭吾さんは大好きな作家さんで、
加賀恭一郎シリーズは全作読んでるこれまた大好きなシリーズ

禁を破っても読みたかった作品ですねぇ


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ストーリー紹介 (BOOK紹介より)
悲劇なんかじゃない これがわたしの人生。
極限まで追いつめられた時、
人は何を思うのか。
夢見た舞台を実現させた女性演出家。
彼女を訪ねた幼なじみが、
数日後、遺体となって発見された。
数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。
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みかん的評価:







(みかん的評価についてはコチラ)
感動です

素晴らしいミステリーというより、
素晴らしい物語という感じ

面白かったです


ま、もちろん、ミステリーとしても、
ホント一級品の物があるのですが

その事件の中にある、
人間ドラマがホント秀逸で感動しますねぇ

この加賀恭一郎シリーズは全て読破してますが、
『赤い指』以降は、
『新参者』『麒麟の翼』、今作と、
かなりドラマ重視の作風となってますね

もう、感動なくして加賀恭一郎シリーズは読めない感じですねぇ

あらすじにある通り、
複数人の人生が深く絡みもつれ合う事件を、
わずかな手掛かりを元に、少しずつ紐解いて行くのですが、
その絡み合う人生の1人には、
今回、主人公である、加賀恭一郎自信も含まれてるのですね

これまで、あまり触れられて来なかった、
加賀恭一郎の母親の話が出てきたり、
加賀恭一郎自信の心情の変化、進展も、
シリーズファンとしては楽しめましたね

特に、ラストの展開、事件も解決し物語も終わりなのですが、
加賀恭一郎のその後の物語が気になる

というね

しかし、この展開には多少の異論があるようで、
シリーズ2作目『眠りの森』での人とは

という、話があるのようなのですが、
私としては、何年も前に読んだ作品なので、
完全に作品の内容を忘れちゃってまして・・・

また、再読せねばなりませんね

しかしまぁ、
流石で相変わらずの東野圭吾さん作品

更には、賀恭一郎シリーズという事で、
自分の中でかなり期待して、ハードルをあげて読み始めますが、
その期待は確実に裏切られる事無く、
楽しませてくれますねぇ

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みかんの東野 圭吾
140.毒笑小説
139.怪笑小説
138.プラチナデータ
103.ナミヤ雑貨店の奇跡
100.容疑者Xの献身
84.夜明けの街で
83.さまよう刃
82.使命と魂のリミット
80.ダイイング・アイ
79.白銀ジャック
1.マスカレード・ホテル
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| 東野 圭吾 | 22:50 | comments:5 | trackbacks:1 | TOP↑
お久しぶりです。
自分も「祈りの幕が下りる時」読みましたよ。
面白いですよね。
ますます深みを増す加賀恭一郎の人間描写や、
事件を通して伝わってくる強いメッセージ性が良かったです。
自分も加賀恭一郎シリーズには感動しますよ。
| 神崎和幸 | 2013/12/29 18:35 | URL |